投稿日:2019年4月21日 | 最終更新日:2020年9月4日
【全員が在学中に起業できる?教員も社会で活躍している
実務家ばかり?今話題のi専門職大学とは?】
「i専門職大学とは何ぞや」と全く知らない人、少し耳にしたことがある、
そんな人はこの記事でi専門職大学について「最低これだけは知るべき」
情報を入手できます!
今回は、2019年新しく誕生する大学の枠組み「専門職大学」で
特に塾長の秋田も注目しているi専門職大学について取り上げてみました。
「i専門職大学とは一体どんな大学なのか?」
「学生全員に起業させるって本当か?」
「知っておくべきことは何か?」
明らかにしてきましょう。
1. 2020年に従来の”常識”を変える専門職大学が誕生する
専門職大学自体は2019年にスタートしている制度ですが、(専門職大学についてはこちら)
2020年に、今までの大学の”常識”を打ち破る、全く新しい大学「i専門職大学」が誕生します。
要するに、従来のように
「ただ単位を取るだけの」
「とりあえず周りが行くから」
「就職のために」
なんていうような、現在の悪しき「大学の当たり前」がi専門職大学によって
壊されるわけです。
これからは、
本気で世界を変えたい
本気で人生を良くしたい
そのためのスキル、知識を身につけたい
従来の大学では少数派である、
そんな「志の高い」学生の期待に
応える大学が生まれるのです。
2. 全員に起業体験を提供する「i専門職大学とは」
i専門職大学の概要を簡単に紹介します。
開学予定日 | 2020年(現在、文科省に認可申請中) |
所在地 | 東京都墨田区文花1-18(墨田キャンパス)
※東京・浜松町にサテライトオフィス設置予定 |
初年度募集人数 | 200名 |
教員数 | 138名(2019年4月21日時点、客員教員含む) |
ホームページ | https://www.i-u.ac.jp/ |
学長 | 中村伊知哉(慶應義塾大学大学院教授) |
来年開学であるため、学費や入試方法などの情報はまだ準備中です。
認可が2019年8月末頃になるので、それに向けての受け入れ準備が進んでいます。
情報公開次第、情報追加していきます。
3. ここだけは押さえておきたい!i専門職大学の3つの特徴
前章で概要を説明したので、
本章ではユニーク、常識破りなi専門職大学の特徴の中でも
特に押さえておきたいポイントを3つ厳選して紹介します。
①「起業経験、インターンシップ640時間」が卒業要件
タイトルにもあるように、「起業にチャレンジすること」が卒業の条件となります。
どういうことか。
起業の一歩手前「事業計画書」を完成させることが卒業要件となります。
起業に必要な学びを深め、
起業の経験を積むことが求められるということです。
さらに、大学と提携している企業でのインターンシップを
640時間(およそ5か月程度)こなすことが必要です。
ここまで実践教育に力を入れるのは、
ビジネスの最前線に身を置くことで、イノベーターとして必要なスキルを自分のものにすることが最大の目的です。現場での課題発見や課題解決を通じて、システム開発や保守、新規提案、実装などの専門知識と実務を身につけます。
ホームページの文章からでも読み取れます。
②ICT・ビジネス・英語が学びの3本柱
i専門職大学を運営する学校法人電子学園は約創立70年と歴史ある学校で、
蓄積されたコンピュータのノウハウを活用し、これから着目されているICT教育を
行います。また、①で述べたようにビジネス、そして、国外でも活躍できるグローバル人材を
育成するために欠かせない「英語」教育にも力を入れていきます。
③ダイバーシティ&少数精鋭の教育
概要の方でさらっと書きましたが、
1学年の人数は200名程度です。総合大学のような1学年1万人とかのレベルではなく、
完全な少数精鋭です。また、学生も高校から進学してくる生徒だけでなく、
社会人、地方学生、海外からの学生も受け入れ、多様性、つまりダイバーシティの考え方に
基づいています。
4. 地方学生も歓迎!全国、世界各地から学生を募集!
i専門職大学は、決して首都圏の学生だけ集めようとはしていません。
むしろ、全国各地、いや世界各地から学生に来て欲しいという考え方です。
特に、当サイト「推薦入試の教科書」は地方の高校生や保護者様に多く読まれているので、
ぜひ地方の高校生にこそi専門職大学へ進学してほしいと思います。
推薦入試の教科書はある意味、「地方学生とi専門職大学の架け橋」としての役割を
担えれば良いですね。
では、実際にi専門職大学にはどんな人材が求められるのか、
入試方法は何があるのか?受験生の気になるところを
i専門職大学設立準備室長の宮島氏に聞いてみました。