投稿日:2019年4月20日 | 最終更新日:2024年6月9日
【2019年から新たな大学が誕生するってホント?
大学と専門学校と何が違うの?】
今回は、2019年から始まる新たな大学「専門職大学」について取り上げていきます。
こんにちは。
オンライン推薦入試塾夢ゼミ塾長の秋田です。
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専門職大学とはどんな大学なのか?何を目的につくられたのか?
「大学」だからちゃんと「学士号」はもらえるのか?
従来の総合大学と専門学校と何が違うのか?
そんな専門職大学に関する悩みを全て解決します!
1. 2019年4月から始める新しい大学「専門職大学」とは
出典:「専門職大学や専門職短期大学って何?」(文部科学省)より抜粋
文部科学省によると、
平成31(2019)年度より、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関として「専門職大学」「専門職短期大学」「専門職学科」(以下、「専門職大学等」という。)が創設されます。
出典:文部科学省のホームページ
文部科学省の定義によると、大学の枠組みの中に新たな高等教育機関として
専門職大学をつくるということを示唆しています。
つまり、従来の大学と同じですが、「実践的な」教育を行うということで、
「専門学校の要素もあわせ持つ大学」ということになるのでしょうか。
大学ということは「学士号」が取れるの?
大学と専門学校と具体的に何が違うの?
そんな疑問を次章から明らかにしていきましょう。
2. 専門職大学と大学(総合大学)との違い
では、従来の総合大学と違うポイントはどこなのでしょうか。
理論ではなく、実践が基本の学び
企業での長期実習や中には起業体験を積ませるプログラムを導入するなど、
理論ではなく、実践を要するカリキュラムが原則となります。
座って教科書を広げて講義を聞く、にとどまらず、
自ら現場に出向いて、足を使って学ぶのが特徴です。
産業界との連携した授業が行われる
産業界と連携しているので、
常に産業の最新の動向、情報を元に授業が展開されます。
新しいサービス、既存の産業に革命を起こす人材育成を掲げている分、
過去から蓄積された知見や理論よりも
将来、未来重視の学びを得られることができます。
教員が学問を研究している教授ではなく、社会の第一線で活躍している実務家が担当
産業界と連携していることから、
実際に教壇に立つ、もしくは指導に当たる教員も
社会で既に活躍している実務家が担当します。
厳密には、大学の職員比率で4割以上が実務家の教員が占めるなど、
外から教員を招き入れ、学生が現場のリアルを学べる体制をつくります。
3. 専門職大学と専門学校の違い
総合大学との違いは紹介しましたが、
従来の専門学校とは何が違うのでしょうか?
卒業すると、学士号が得られる。
専門学校にはない、卒業すると大学と同様に
学士号を取得することができます。
どうしても保護者の方は、大卒資格が念頭にあり、
専門学校もいいけど、学士が取れる大学をどうしても勧めてしまう、
なんてことも専門職大学の誕生でなくなることが期待できます。
業界の後継者ではなく、新たなサービスを生み出す力、創造力と実践力を身につけさせる
専門学校は調理、看護など既存の職業に関する知識、技能を身につけられる、
いわばその職業の後継者を育成します。
しかし、専門職大学では、むしろ逆に
これからの産業に新たなイノベーションを起こす、
もしくは何か新しいサービスをつくる、など
まだ世の中に存在しないモノを創り出す知恵や考え方を学びます。
高校を卒業して進学する人以外に、社会人の受け入れも行っている
専門学校であれば、ほとんど大半が高校から進学してくる学生ですが、
専門職大学は社会人の受け入れも行います。
ですから、同級生が同じ年齢になるとは限らず、
多種多様のバックボーン(生きてきた背景)を持った人と
学ぶことになります。
授業以外にもそのような同級生と学ぶことで、
会話から自然に学べることも生まれてくるでしょう。
4. 学んだことが社会に出てそのまま役立つのが専門職大学!
従来の大学では、理論は学べるものの、社会に出てから役立つというのは、
理系学部、もしくはほんの一部の文系学部のみでした。
しかし、専門職大学では、既にこの分野で活躍したい!こうなりたい!とある程度もしくは、
はっきりと将来の方向性が決まっていれば、
社会に出てもそのまま役立つ、実践的な知識、スキルを学ぶことができます。
それは超実践ベースの専門職大学の教育体系が物語っているでしょう。
2019年開講とされていますが、
初年度や2年目はまだまだ学生数も少なく、確実に入りやすくなっています。
しかし、数年すれば人気となり、
もしかすると、競争率が高まり、入学難易度が上がるかもしれません。
専門職大学の入学を考えている人は、
今からでも探してみるといいかもしれません。