【楽って言われてるけど、
ぶっちゃけ指定校推薦で落ちることってあるの？】
指定校推薦を少しでも考えている、
もしくは既に指定校推薦を狙っている方必見です！
こんにちわ。
”あなたの「人生」と「合格」にコミットする”
秋田です。
今回は、推薦入試の1つ、
指定校推薦入試の合格率と取り消しされる場合って
どんなときなのか？というテーマで、
指定校推薦の実態について説明していきます。
1. 指定校はほぼ落ちない？合格率100％ってホント？
指定校推薦経験者や学校の先生、
予備校講師の中には指定校推薦はほぼ受かるよ！
倍率なんて1.0倍(1人の入学枠に対して1人の受験生)だよ！
なんて、いう風に、指定校は確実に受かる、
といったニュアンスで話をする人もいますが、
言い方によっては間違いないです。
ただし、その合格率100%というのは、
指定校推薦を受ける権利を得た以降の話になりますので、
指定校推薦の校内選考の応募に参加してから
指定校推薦で合格するまでの期間でいうと、
100%とはいえません。
指定校推薦の校内選考などの仕組みについては
こちらの指定校推薦の入試方法について解説した記事をご覧ください。
2. 合格率高いといっても安心するのは禁物！その理由は？
たしかに、指定校推薦を受ける権利を得ることができれば、
ほとんど100%その権利を受けた大学へ合格し、
入学することができます。
ただし、
1番志望している大学の指定校推薦を受け取っても、
合格をもらう前にその権利を剥奪されることがあります。
次章では、指定校推薦の権利が剥奪、
つまり指定校推薦が取り消されるパターンについて解説していきます。
3. 取消しされる場合ってどういうとき？
実は取り消されるケースは滅多に少ないのですが、
以下の2通りのパターンに当てはまると取り消しされる可能性があります。
①指定校推薦をもらったにも関わらず、高校を卒業することができない場合
まず、大学へ入学するには、高校を卒業していることが前提ですし、
入学手続きでも高校卒業の証明書が必要になります。
合格をもらってはいても、
その大学に入学できないのであれば取り消しになります。
②停学や退学などの重大な問題を引き起こした場合
これは正直、所属高校によって大きく変わるので、
一概に言うことができませんが、
停学や退学処分にあたるような重大な問題を起こしてしまうと、
指定校推薦が取り消しになる可能性があります。
理由としては、指定校推薦のそのシステム上にありますが、
大学がその高校に何枠か入学枠を設けているということは、
その高校を信頼して指定校をしています。
ですから、高校もその信頼に応えなくてはいけません。
しかし、いざ、
そのような重大な問題を起こした生徒を大学に
自信をもって推薦できるでしょうか？
かなり難しいということになります。
ただ、これも高校によりけりなので、
とにかく言えるのは指定校推薦の合格をもらっても、
高校生であるうちはひとまず、何もしないように心がけましょう。
指定校推薦は合格を取るまでは
たしかに比較的簡単かもしれませんが、
入学まで気は抜けませんよ。
4. 指定校推薦は他の推薦入試と違う？
これまで、指定校推薦の合格率や
取り消されるケースについて説明してきました。
もう本サイトの指定校推薦に関する記事を見られた方は、
お気づきかと思いますが、
指定校推薦は「推薦」の要素が
他の推薦入試に比べてとても強いです。
なぜなら、大学と高校が直につながっている方式になるからです。
ですから、高校としては、
指定校推薦の権利を与える生徒に対しては学力だけでなく、
これまでの生活態度も含めて、慎重にみてきます。
指定校推薦を狙っているのであれば、
楽しい高校生活であることは間違いないですが、
その中でもメリハリをつけて生活することが大事です。
今回は以上です！
