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小論文の要約はこれで完璧!誰でも要約が書けるようになるたった3つのコツ

小論文の要約はこれで完璧!誰でも要約が書けるようになるたった3つのコツ

投稿日:2019年2月18日 | 最終更新日:2024年6月9日

 

 

【小論文で問われる文章の要約って

どうすれば正しく書けるようになる?】

 

小論文で要約を求められる場合、

どう対応したらいいのでしょうか?

 

こんにちわ。

”あなたの「人生」と「合格」にコミットする”

秋田です。

 

 

 

今回は、特に国公立大学で問題として

問われやすい要約問題、

そして、

問題として聞かれなくても

長文の内容を要約するにはどうしたらいいのか?

について解説します!

 

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1. 小論文ではまず要約できてるか見られる?!

 

 

まず、要約ができるようになることが

できるのはなんで大事なのでしょうか?

 

その理由はまず小論文で自分の主張を書く前に、

課題文の内容が理解できているか?

そのテーマが分かっているか?

ということが大前提だからです。

 

問題自体の要約がある場合はもちろん、

ない場合でも、自分の主張を書く前に、

そのテーマの要約をすることもOKと

言われるくらいに大事です。

 

本記事のこちらの記事でも述べてますが、

「小論文って足切りがある!?」小論文の構成と考え方小論文編③

要約ができているか否かが、

一般入試にある足切りに相当する、

というように、

小論文では要約ができることがみられているわけです。

 

では、その要約を書けるようになるために

次章で3つのコツを説明していきましょう。

 

 

2. 小論文の要約力をつけるたった3つのコツ

 

 

①具体例から読んでいくこと!

要約は具体的なことを

抽象化していく作業であると考えられるがゆえ、

抽象的な文章を見ていけ!

なんて指導されたり、

ネットでも見られることも多いと思いますが、

 

実は、本当に正しいやり方は

具体例から見ていくことなんです。

 

だって、そもそも抽象的内容というのは

具体的内容に基づいているもので、

抽象的内容を読んでも何が書いてあるか

なんてわからないからです。

 

イメージしてもらうといいのは、

これから東南アジアに行くから飛行機にのって

先に行っておいてくれ!

なんて言われても、

東南アジアのどこに、何の飛行機でいけばいいの?

となりますよね。

これが抽象的内容から読んだ場合に起こることです。

 

そうじゃなくて、

シンガポールに行くから

ジェットスターという飛行機で先に行ってて!

と言われた方が

「あー、なるほどね!」

とうなづけるはずです。

 

ですから、要約する時は

具体例から読んでいくことが大事ですよ!

 

②自分の言葉で必ず言い換えろ!

要約では、難しい言葉を自分の言葉で

簡単に言い換えることが求められます。

 

例えば、

精神世界と物理世界をキーワード、

及びテーマとした課題文である場合、

 

そのまま要約で精神世界と物理世界、

と書いても良いのでしょうか?

 

特に長い横文字や、漢字4文字で構成された言葉は、

言い換えが必要な場合がほとんどです。

 

言い換える時は、

その対象である言葉の意味を

自分の頭で考えるのではなく、

 

課題文の中で

簡単に説明しているところはないか

探してみてください。

 

それが見つかったら

うまくその文章を使って

自分の言葉で言い換えましょう。

 

③構成は小論文の基本と同じ!

例え、要約でも構成は小論文と全く同じです。

つまり、

主張(テーマの説明)→根拠→主張(結論)

の流れで書きましょう。

 

なぜなら、

この流れが最も自分も相手も理解しやすく、

特に要約では「内容の読みやすさ」は大事だからです。

 

だいたい、

要約を見て内容がわかれば

それは正しくできていることも

多いですからね。

 

3. どうしても要約ができない人の要因と対処法

 

道路標識, ヘルプ, シールド, 交通標識, 注意してください, Sos

 

次に、毎年要約でつまづく人がいるのですが、

その3大理由とそれぞれの対処法を紹介しましょう。

 

①課題文にある文章をつなぎ合わせただけ

これが最も多い理由です。

要約してね、というと

ただ課題文にある文章をつなぎ合わせただけで、

意味の通らない文章になっているパターンです。

 

いざ、自分でも読み返してみな?と言って読ませると、

自分で書いたのにあれ?これ何が言いたいんですか?

となってしまうんですね。

 

この対処法としては、

まず要約というものが何をすればいいのかということを

理解することが大事です。

 

要約は簡単にいうと、

まだその文章を読んだことのない人に、

その文章の言葉を自分の言葉に言い換えて、

簡単に伝えてあげる

ということですよ。

 

ですから単につなぎ合わせても意味がないんです。

 

②言い換えるは良いものの、本来の意味とズレてしまう

これは要約を理解できて、

次に起こりやすい失敗です。

 

言い換えるといっても、

あくまで文章中の言葉を

自分の頭の中にある語句に変換するということなのに、

 

文章中の言葉を言い換えず、

ただ自分の頭の中にある言葉を

羅列しているだけなので、

意味が変わってきてしまいます。

 

要約は、本来の長い文章を要点をまとめて約す、

つまり短くすることですから

内容が変わってしまったらおかしいですよね。

 

③具体と抽象の区別がつかない

具体と抽象の区別がつかないというのも、

失敗例で多いです。

 

それぞれ意味を調べれば出てきますが、

最も簡単にいうならば、

 

一語、一文で意味が1つに決まる、意味が簡単に分かる言葉→具体

一語、一文で意味が1つに決まらない、解釈が人によって異なる言葉→抽象

これで考えれば意味がわかるはずですよ。

 

4. 要約の練習はひたすら難文読解しまくれ!

 

勉強が好調な人のイラスト(男性)

 

これまで、

要約を書くコツや

要約の失敗例と対処法を

説明してきましたが、

 

要約のレベルを上達させる、

要約を書けるようになるためには、

練習量と添削

が大事ですよ。

 

この記事の内容はあくまで土台。

そこから練習することで、

要約力をどこまで積み上げられるかが

要約力のレベルを左右します。

 

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