投稿日:2020年2月24日 | 最終更新日:2024年6月9日
実績がすごくて、内容がよければ志望理由書なんて受かるでしょ、
それ危険です。
こんにちわ。
”あなたの「人生」と「合格」にコミットする”
オンライン推薦入試塾夢ゼミ塾長の秋田です。
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今回は、過去300人以上の志望理由書をみてきた、
そして、
1. 実績・内容に油断すると危険!構成をあなどるな!
実績があれば別に落ちないでしょ
内容良ければ問題ない
なんて思ってたりしませんか?
結論からいうと、それアウトです。
良いものを書けば伝わる
というのは考え方としては浅はかで、
良いものも正しい伝え方をすることではじめて伝わる
という認識が正しいです。
例えば、現代文でも書いている内容は間違ってないけど、
その伝わらない要因は表現などありますが、
逆にいえば、構成が悪ければ、
評価してもらえません。
もったいないですよね。
そうならないために、
2. こう書けばまず落ちない!志望理由書で徹底すべき構成とは
まず、構成の大枠については、
https://aosuisenn.com/entry/
①自分の将来像・ビジョン・夢を端的に2、3文で短く書く。
②①考えるに至ったきっかけを書く
③なぜこの大学かを書く
④自分がこの大学で「したいこと」、それができる「根拠」
(高校時代の実績や今までの実績を示せればなおよい)
⑤①を膨らませ、完結させる
ただし!
これはあくまで項目。
具体的に何を書けばよいかまではわからない人も多いでしょう。
今回は、さらにそれぞれの項目をどのように書けばいいのか、
掘り下げてみましょう。
①自分の将来やりとげたいこと(夢・ビジョン)
ここは難しくなく、シンプルに将来やりたいことを端的に(2〜3
場合によっては、
要するに、短く・シンプルさ重視、
②①のきっかけ
高校時代(中学時代以前の話をしてもダメではないですが、
①
その際に非常に重要なのが、
課題分析
です。
簡単に言うと、
〇〇という活動を通して、
〇〇
〇〇の課題は〇〇であるため、
〇〇
そのため、〇〇
の形で書くこと。
活動した結果→問題・課題発見→要因特定→解決策、
③大学の志望理由
大学での志望理由を書いていきますが、
ここで、②
②は最後、必要だ、で終わりますが、
この後に続く形で、
〇〇
貴学でなら〇〇を学ぶことができます。
(もちろん、
のような形でつなげていきます。
つまり、
課題解決のための自分ができる具体的解
④大学で学びたいこと
具体的に大学で学ぶ理由を述べたら、
ここで大切なのは、誰がみてもあなたがここで書いた内容を学び、
そこで大事なのが、
成果(活動実績)と再現性(再現できるか)
です。
成果については、
今までの活動の中であなたがしてきたこと、
(※ちなみに、成果と再現性については、
場合によっては②
あなたの学びたいことが、
⑤①を繰り返し、結論
ここはもう一度、①〜④
ここでも端的に、が大事です。
新しい情報はここでは出さないようにしましょう。
3. 【比較】 全く同じ内容で構成が違うだけでどのくらい差が出るかみてみよう !
実際に正しい構成がわかったところで、
これから内容はほぼ同じですが、構成が違う2つの文章を出します
どちらの方があなたに響くかどうか考えながら読んでみてください
<パターン①>
私は将来地域の子どもたちに音楽の楽しさを教える活動をしたい。
私の町ではスポーツを重視しており、
中学の音楽系の部活動は年に2ヶ月しか活動をしない合唱部しかな かった。私は剣道部と合唱部に所属していたが、 音楽が好きな私にとって物足りないものだった。 高校の合唱部に入って周りに楽器を弾ける友人がたくさんいること に驚き、 都市部では学校や地域の演奏会などで音楽に触れる機会が多いが、 人口の少ない町村では指導者がいないことや楽器がないことなどが 原因で音楽をする環境がないのだと思った。 そのことがきっかけで私は子どもたちに音楽の楽しさを体験しても らい自分がやりたいことを見つけてほしいと思った。 山形大学文化創生コースには食、スポーツ、美術、
音楽の分野がある。音楽大学や他の大学と違い、 異なる分野の学生が集まった環境がある山形大学で学ぶことで自分 では気づかないことが発見できると思った。さらに、 フィールドプロジェクトでは、 自分たちで企画し直に地域の人たちと接する機会がある。 私は山形大学で他の分野の学生と交流し、 実際にワークショップを企画してそこで学んだことを地元で教えた いと思っている。
<パターン②>
私は貢学で音楽の専門性を高め、地域で演奏会を開く 活動がしたいと考えている。
私の生まれ育った町では音楽活動に関心が薄く、音楽に触れる機会が少なかった。音楽活動が盛んな都市部の高校に進学し、市町村によって芸術に関する環境が異なることに驚いた。さらに、部活動の定期演奏会を通して 自分たちで構成演奏することの楽しさを知った。これらのことがきっかけで私は演奏会を開き、地域の音楽への関心を高めたいと考えるようになった。
貴学では授業の中に演奏会を開く活動があり、地域と直接関わることができる。これは他の音楽大学や地元の 大学ではできないことだと思う。
私は貴学で音楽の技術を高め、演奏会の企画、運営の しかたを学び、卒業後は地元の町で演奏会を開いて地域の文化の復興に努めていきたい。以上の理由から貴学を志望する。
あなたはよんでみてどちらの方が良いと感じましたか?
これは実は、当塾、夢ゼミの過去の生徒の志望理由書で、
②の方が文字数・文量としては少なかったですが、
かなり伝えたいことがわかりやすかったのではないでしょうか。
構成と書く内容を少し変えるだけで
文章はここまで大きく変化させられるんです!
細かい部分を見ていくと、
かなりの量になるので、
(もしあなたが自分自身で書いた志望理由書などの書類を
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・不要な文章は躊躇なく全て削除
→その文章本当に絶対なければいけない?
・音楽以外の話も入れようとしていたが、音楽1本に絞った
→広く浅くよりも、
・必勝の構成をあてこめた。
→特に、成果の部分を取り入れて、
以上3点です!
さらに!今回、特別に添削後のパターン②
をコメント付きで解説します!
私は貢学で音楽の専門性を高め、地域で演奏会を開く 活動がしたいと考えている。
→大学でやりたいこと、将来やりたいことがシンプル・端的◎
私の生まれ育った町では音楽活動に関心が薄く、音楽に触れる機会が少なかった。音楽活動が盛んな都市部の高校に進学し、市町村によって芸術に関する環境が異なることに驚いた。
→自分の人生経験から問題設定・課題分析ができている◎
さらに、部活動の定期演奏会を通して 自分たちで構成演奏することの楽しさを知った。これらのことがきっかけで私は演奏会を開き、地域の音楽への関心を高めたいと考えるようになった。
→自分の成果(活動実績)から何を感じ、どう考えるようになったかが明確◎
貴学では授業の中に演奏会を開く活動があり、地域と直接関わることができる。これは他の音楽大学や地元の 大学ではできないことだと思う。
→志望校でしか学べないことをアピール+将来やりたいこととズレがない◎
私は貴学で音楽の技術を高め、演奏会の企画、運営の しかたを学び、卒業後は地元の町で演奏会を開いて地域の文化の復興に努めていきたい。以上の理由から貴学を志望する。
→大学で学びたいことを詳しく説明できている+完結に文章を締められている◎
4. 書いてみて合っているか分からなければ専門家に見せるのが合格への近道 !
本記事を通して、本当に構成次第で文章が丸っきり変わるのがわかりましたね。
これに気づけただけでも推薦入試で志望理由書や小論文を書いてい
とはいえ、
「3章で具体例として挙げられた文章とは内容も全然違うし、
こう悩むと思います。
当然です。
文章とはそもそも自分ではない他者に向けて書くものなので、
ですから、あなたではない周りの誰かにみてもらってください。
おっと、あと一ついうとしたら、
志望理由書や小論文の専門家ではないからです。
あなたの身近に専門家はいますか?
いてもいなくても、
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「この文章どうですか?」
を心待ちにしております!
今回は以上です!